「男性更年期について」
久しぶりのコラム投稿となります。
今回は「男性更年期」について書いてみようと思います。
鶴太郎さんの記事がネットに上がって話題になっておりますね。(11/8の記事)
更年期は女性だけのものではありません。若い頃と違い、ホルモンバランスが変わってくることで
身体は様々な調整を強いられます。その時に現れてくる症状を「更年期」と呼んでいます。主な症状としては、
倦怠感、注意力の欠如、不眠、頻尿、何をやっても面白くないなどの無気力感etc…
症状は人によって異なってくるようですが、女性の症状とも似ています。
鶴太郎氏が打破した方法は「運動と食事」だったそうです。やはり規則正し生活が体内時計をはじめ身体のリズムを整えるのでしょう。その他、ヨガで瞑想を取り入れたりして、ポジティブな思考になっていったとあります。
鶴太郎氏の記事を読み、思ったことは、このコラムの過去記事にある「太陽の光を浴びて、こころの位置を”今ここ”におだやかに」でカウンセラーよーこりん様が執筆してくれた内容とリンクしています。彼女の記事では、ホルモン分泌のバランスが崩れると情緒に影響を及ぼし、自分ではコントロールがしずらくなる事が出てきてしまう。そこで「マインドフルネス」が大切になってくると。マインドフルネスとは「今、この瞬間」に意識を向けて集中することで、普段何気なく考えてしまう、未来の不安や、過去の記憶に影響されることなく、大切な事に意識を集中していくことで、ストレス軽減や集中力の強化を得られると。その効果的な方法は瞑想と呼吸法との事でした。今回の鶴太郎氏のヨガの瞑想と一緒ですね。また男性更年期に関して”50代の男性”数名にアンケートをとってみましたところ、ほぼ全員がなんらかの症状を感じているとの回答でした。そしてある方はこの症状を総称して「感情の劣化」と表現されてました。若い頃のような情熱を注げるものが少なくなっているのは、女性の私自身も感じている事でしたので、この表現は更年期のメンタルを表すのにうまい表現だなと感じました。今回は「男性更年期」にフォーカスして、筆者の意見を書きましたが、読んでいる貴方はどのように感じますでしょうか?「人生100年時代」であるならば、更年期世代はまだ100年の真ん中~少し過ぎたあたり。人生はまだまだ先があるのです。この時期をどう向き合って楽しく(楽に)過ごして行けるかによって、その人の人生の質が大きく変わることにもなりかねませんね。同じ生きるなら、この時期をうまく乗りこなして人生を謳歌して行きたいものです。
written by YUMIKO.M 2024.11.9